すばらしい投資案件

ネットビジネスはさまざまな手法が存在しますしネットビジネスに取り組んでいると

いろんな案件が飛び込んでくるようになります。

その中で投資案件には注意です!

「投資のプロが運用している案件に皆が参加できます。」

「とても高い運営利益が約束され、参加すればどんどんお金が増えていきます。」

 

かつて僕も購入してしまったノウハウに投資案件のものがありました。

それは仮想通貨がらみのものでした。

概要をザクっといいますと、

仮想通貨に投資して利益をあげるプロ集団がいてその投資に誰でも参加できる。

そのチームは毎日一定以上の利益を出していて、個人も出資した金額に応じて

毎日利益が増えていく。

それは自分の管理画面で毎日確認できるので楽しくてしょうがない。

 

こういったものでした。

そりゃ興味津々で僕も参加してしまったわけです。

それをこともあろうに大手のASPでそのノウハウを販売していましたし、有名アフィリエイターも

こぞって紹介しまくり、盛り上がっていました。

参加後、僕も最低投資金額でまず入金し、画面で確認するとたしかに毎日増えていきました。

こりゃすごい!

もうちょっと増えたら投資を倍にしようとか思ってました。

そして数週間たったある日、

管理画面にログインしようとしたらサイトが消えているではないですか??

瞬間「また詐欺られた!!」

と思いました。

このスキームをサポートしている集団のチャットとかを確認するとやはりうろたえて

いるようで「ただいま現地の人にコンタクトすべく確認しています」

のようないいわけであとの祭り状態です。

この時のスキームは「これはポンジスキームではありません

アフィリエイターたちは口をそろえていました。

しかし・・・・

完璧なポンジスキームだったのです。

ここでポンジスキームについて説明します。

ポンジスキーム(Ponzi scheme)は、投資詐欺の一種であり、既存の投資家から集めた資金を新たな投資家からの入金で返済し、新たな投資家からの資金を使って利益を報酬として配当する仕組みです。

以下はポンジスキームの特徴と仕組みです:

約束された高い利益率: ポンジスキームは通常、非常に高い利益率を投資家に約束します。これは、実際には非現実的な利益を示唆しています。

利益の支払い: 最初の投資家からの入金は、利益として早期に返済される場合があります。これにより、最初の投資家は収益を得たように感じ、新たな投資家を引き付ける材料となります。

新規投資家の獲得: 新たな投資家からの入金が重要な要素です。これにより、収益を得ているかのように見せかけることができます。

実際の投資活動がない: ポンジスキームは実際の投資活動を行っていないことがほとんどです。収益は新たな投資家からの入金で支払われるだけであり、本物の利益が存在しません。

崩壊の運命: ポンジスキームは新たな投資家が入金をやめるか、収益を得られなくなった時に崩壊します。この場合、後から参加した投資家は大部分またはすべての資金を失います。

合法的な投資手法ではない: ポンジスキームは詐欺的な行為であり、法的には違法です。通常、当局はこれらのスキームを厳しく取り締まります。

最終的に、ポンジスキームは持続不能であり、最終的には崩壊します。投資家はリスクを理解し、信頼できる投資機会を選ぶことが重要です。もし疑わしい投資機会に出会った場合は、注意深く調査し、適切な専門家に相談することが賢明です。

 

ポンジスキームを運営側からみると

まあ手の込んだ詐欺ですね。

うまくプロモーションをかけて信じさせ多くの人から資金を集めるところがキモです。

そしてITを駆使し管理画面等をつくって個人個人の資金が増えていく様子をみせる

プログラムを組むわけです。

ここにはそれなりにお金がかかるでしょうね。

たとえば、100億集まったとしましょう。

投資の建前は毎日利益が5パーセントとか増えるわけですから、

それを配当して出金できるようにも当初しておきます。

それらの資金と初期資金を100億からひいてもかなりの金額が残っていますよね。

しかし実際は運営者は投資活動をしていないわけですからお金は増えていません。

それを永続的に個人投資家に配当していたらいつか運営者は崩壊します。

そうなったら全く無意味です。

しかしポンジスキームはある程度のお金が集まったらそれを持ち逃げします。

そして跡形もなく消え去ります。

これが手段です。

中身は実に単純な「詐欺」です。

こういったことを分かったうえで投資案件には対応してください。

詐欺っていろんな手段がありますがある程度その手法を知っていれば

騙される確率はグッと減ります。

みなさん気を付けましょう。